ゲームプレイ

Moonfallのオリジナルデモ:数値ではなく、物語で

Moonfallのオリジナルデモは、複雑なメカニクスの代わりにシンプルな物語を置いたらどうなるかを問いかけました。デモに映るものと、その考え方がいまどう遊べるかを紹介します。

星をちりばめたローブの髭の魔法使いが、本と薬瓶の並ぶ洞窟で水晶の杖を掲げている。
デモでは、AIゲームマスターが対戦を物語として語ります。

Moonfallのオリジナルデモは、このゲームの初期のバージョンを映した72秒の映像です。そこで問われているのは一つだけ。カードゲームが、複雑なメカニクスの代わりにシンプルな物語を置いたら、どうなるか。デモのカードには、攻撃力もHPもありません。カードは物語の登場人物で、AIゲームマスターが戦いを語り、それをマンガとして描きます。Moonfallはいまもそのしくみで動いています。この記事では、それがいまどう遊べるかを紹介します。

『Demo』(1:12)。Moonfallの初期のバージョンのゲームプレイ。 再生を押すと、映像を YouTube から読み込みます。

問いかけ

デモと一緒に公開されたキャプションには、こうあります。

シミュレーションの中で、カードが独立したキャラクターとして動くカードバトラーを作っています。問いはこうです。複雑なメカニクスを、シンプルな物語に置き換えたらどうなるか? ❌ 攻撃力やHPのステータスはなし。🤖 AIゲームマスターがバトルを語り、マンガのコマをリアルタイムで生み出す

映像そのものも、同じ考えを自分の言葉で語るところから始まります。「汝の行動をAIゲームマスターが解釈する、そんなカードゲームを想像せよ」。最初のカードの横で剣とハートに斜線が引かれ、次の一文が、カードが代わりに何であるかを告げます。「彼らは、物語の登場人物だ」

デモに映るもの

二人の召喚師、月夜見 宵星と森羅 茨心が、エルドリアの生ける森で向かい合います。カードはそれぞれ標的へとドラッグされ、盤面の横の物語が、何が起きたかを語ります。

  • クリーチャー。 「燃やせ、小さき友よ!」と宵星が命じる。《残り火の精霊》は小さな業火となってはぜ、柔らかな《大地に縛られし苗木》を焦がす。苗木はしおれ、根は灰へと縮んでいく。
  • デッキ。 デモによれば、相手のデッキさえ標的にできます。宵星「その知識に火をつけろ、《残り火の精霊》!」森羅のデッキにあった《密語の精霊》のカードがくすぶり、やがて灰になります。
  • 呪文。 デモの言葉を借りれば、呪文は計算ではなく、アイデアです。呪文「Dream Trap」には「対象を千年の夢に閉じ込める。目覚めても年は取らない」とあり、森羅は夢に囚われた状態になります。

AIはターンをマンガのコマとしても描きます。映像の終わり近くには、一人で遊ぶ対戦と、ルームコードで友達と遊ぶ対戦のメニューが映ります。

いまの遊び方

考え方は変わっていません。Moonfallのカードにあるのはいまも、名前、マナコスト、一行のテキストだけで、攻撃力や体力の数値はありません。体力を持つのはプレイヤーだけです。召喚師はそれぞれ体力25から始まり、相手を0にすれば勝ちです。その設計についてはなぜMoonfallには体力バーがないのかで解説しています。

カードは、いまも標的へとドラッグします。相手の召喚師、相手のクリーチャー、手札のカード、あるいはデッキへ。自分のクリーチャーに命令すると、AIゲームマスターがその瞬間にそのクリーチャーができることを三つ提示し、あなたが一つを選びます。呪文は、テキストに書かれたとおりのことをします。ゲームマスターは卓全体を読みます。両方の召喚師、すべてのクリーチャー、それまでに出されたカード。そのうえで一手を裁定し、その結果を盤面の横の物語に書きます。卓のようすは毎回どこか違うので、同じカードでも、対戦ごとに違う決まり方をすることがあります。詳しくはMoonfallのAIゲームマスターのしくみで解説しています。

小さな火の精霊を描いた、Moonfallのカード《残り火の精霊》。

《残り火の精霊》は、いまもゲームにいます。いまのチュートリアルでは、このカードを召喚して命令することになり、三つの選択肢もそこで教わります。

マンガも健在です。マンガパスがあれば、遊んでいるあいだにゲームが対戦をマンガのコマとして描き、終わった対戦はストーリーブックとして開いて、リンクで共有できます。そしてデモと同じように、AIと対戦することも、ルームコードや招待リンクで友達と対戦することもできます。

対戦のまわりにあるもの

いまのMoonfallには、ほかにもいろいろあります。手持ちのカード二枚を融合させて新しい一枚にするムーン鋳造所。召喚師と、その召喚師が唱える呪文を夢に描くムーンドリーム。カードパックと、アニメーションするステラーカード。そして、対戦で10回勝利したプレイヤーが、発見したカードを売り買いするムーン交換所です。カードゲームは、TRPGのように遊べる?では、その流れ全体をローンチトレーラーで見られます。

新しいカードはAIが書き、AIが描きます。AIの出力は完全ではないことがあります。あなたのカードに何ができるか、見てみませんか? Moonfallを開く。

よくある質問

Moonfallのオリジナルデモとは何ですか?

Moonfallの初期のバージョンを映した72秒のゲームプレイ映像で、2025年12月20日にYouTubeで初めて公開されました。対戦のようす、AIゲームマスターの裁定、そこから描かれたマンガのコマが映っています。

いまのMoonfallのカードにも、攻撃力やHPはないのですか?

ありません。カードにあるのは、名前、マナコスト、一行のテキストです。体力を持つのはプレイヤーだけで、それぞれ25から始まり、相手を0にすれば勝ちです。

いまもマンガのコマは描かれますか?

はい、マンガパスがあれば描かれます。遊んでいるあいだにゲームが対戦をマンガのコマとして描き、終わった対戦はリンクからストーリーブックとして開けます。

いまのMoonfallは、どうやって遊べますか?

ブラウザで遊べて、インストールは要りません。チュートリアルを遊ぶことも、AIと対戦することも、ルームコードや招待リンクで友達と対戦することもできます。